- 研究室設備
![]() | 3Dレーザー顕微鏡 ステージの高さを変えながらレーザーで距離を測り撮影像を合成することで、すべて焦点が合った3次元顕微鏡像が得られます。形状観察だけでなく形状測定が出来ます。 |
![]() | FT-IR フーリエ変換型赤外分光装置(Fourier Transform Infrared Spectroscopy)です。原子間の格子振動に由来する赤外線の吸収スペクトルから有機分子の官能基や構造の情報が得られます。全反射測定(Attenuated Total Reflection)と高感度反射測定が可能です。高感度反射測定用のアクセサリには偏光子が付いています。 |
![]() | FT-NIR フーリエ変換型近赤外分光装置(Fourier Transform Near Infrared Spectroscopy)です。上記のFTIRと同様に原子間の格子振動に由来する赤外線の吸収スペクトルを測定しますが近赤外領域の吸収を測定します。上記FTIRでは基本振動を測定しますが、FTNIRでは基本振動の倍音・3倍音・結合音を測定します。これらの吸収は明確なピークとならないためFTIRの様に単純な官能基や構造の同定は困難です。しかしFTNIRでは水の吸収の影響を受けないという特徴があり、食品中に含まれる物質の量の測定を行える可能性があります。そのため多数のサンプルの測定データと統計解析より物質の量を推測します。食品を扱うため表面に凹凸があるため、測定には拡散反射アクセサリが用いられます。また近赤外領域の吸収は非常に小さいため、多重反射ATRアクセサリも利用されます。 |
![]() | インピーダンス計測器 電気化学セルのインピーダンスの周波数依存性を測定できます。 |
![]() | オートスポッター 指定した場所の液体をシリンジに吸い込み、指定した場所に吐き出すことが出来ます。これらを自動に行うプログラムを作成することで作業の自動化が出来ます。 |
![]() | ゼータ電位測定装置 溶液中の粒子やタンパク質・ポリマーなどのゼータ電位を測ることが出来ます。粒子径分布や分子量の測定もできます。 |
![]() | ハイインピーダンス測定装置 入力インピーダンスが100TΩの電位計及び抵抗計です。ペリスタポンプとマイクロ流路から成るフローセルを用いることで水溶液中での電位測定が出来ます。 |
![]() | プラズマクリーナー アルゴンおよび酸素のプラズマを作ることのできるチャンバーです。プラズマ処理を行うことで基板などの表面に存在する有機物質の除去が出来ます。 |
![]() | マイクロマニュピレータ付きマイクロスコープ 顕微鏡にカメラと照明システムが付いています。透過照明や落射照明を選ぶことが出来ます。マイクロマニュピレータがついており、カメラ映像を見ながら微細試料の取り扱いができます。 |
![]() | 遠心機 大容量の遠心機です。50mlのディスポチューブを8つ同時に処理できます。 |
![]() | 紫外・可視分光光度計 液体の可視光および紫外光の吸収スペクトルを測定できます。物質に特有の吸収量を測定することで濃度を定量します。 |
![]() | 蛍光分光光度計 励起光を物質に照射し、発生する蛍光を測定できます。励起光原および蛍光分光器としてどちらもモノクロメーターがついており、励起光波長をスキャンしながら蛍光波長もスキャンすることで未知のサンプルでも効率的に蛍光測定ができます。 |
![]() | 超純水製造装置(Milli-Q) 純水から超純水を製造する装置です。純水は単に脱イオン化された水で電気を通さないだけですが、超純水はそこから有機物質やパーティクルが除去されています。 |
![]() | 表面ゼータ電位測定装置 薄膜や繊維などの表面のゼータ電位を測定する装置です。タイトレーションユニットによりpHを変化させながらの自動測定が出来ます。 |
![]() | 表面プラズモン共鳴測定装置(biacore X100) SPRセンサの一つでbiacore Jの上位機種です。オートサンプラーが付いていますので、自動測定が可能です。精度も高く、濃度によっては低分子の相互作用を測定することもできます。 |
![]() | 表面プラズモン共鳴測定装置(RANA) コンパクトなSPRセンサでPCも内蔵しています。何とか持ち運べる大きさ・重さで、実際にインドの大学にも持って行ったことがあります。 |
![]() | 味覚センサ(SA402B) 味を数値化できる味覚センサです。脂質高分子膜で味の情報を電気信号に変換し、PCでデータ処理をします。サンプルはガラスカップに入れ、センサプローブがサンプルに浸漬されて測定しますのでポンプや流路などを持たないためメンテナンスフリーです。またサンプルによりガラスカップやセンサプローブが汚染されても簡単に交換できます。 |
![]() | 味覚センサ(SA501) 小型の味覚センサです。少量サンプルで測定できます。 |
![]() | 味覚センサ(TS-5000Z) データ処理部をサーバーに集約した味覚センサで、工程管理などに使用されます。 |
![]() | 冷却遠心機 冷却しながら12000rpmで遠心分離できます。サンプルはマイクロチューブに入れます。フィルタをマイクロチューブに入れることで分離などが出来ます。 |
![]() | GCMS ガスクロマトグラフィ質量分析器(Gas Chromatography Mass Spectrometry)では気化した有機物質の分離分析が可能です。低分子のサンプルを気化させた上でヘリウムなどのキャリアガスでカラムに導きます。サンプルとカラムの相互作用の強さによって各々の物質に分離され質量分析器でそれぞれの物質を分析します。PCにライブラリが入っていますので分析結果をライブラリ検索することで物質の同定を行うことが出来ます。主に固相マイクロ抽出(Solid Phase Micro Extraction)法で匂い物質の分析に使用します。オートサンプラーが付いていますので長時間の自動測定が可能です。 |
![]() | 表面プラズモン共鳴励起増強蛍光測定装置 表面プラズモン共鳴(SPR)によって金薄膜上に形成される増強電場を用いて蛍光測定を行います。左に見えるのがレーザーでこれを金薄膜に全反射条件で入射してSPRによる増強電場を作ります。上に見えるのが蛍光を検出する光電子増倍管とアンプユニットです。この装置は学生が自作しました。 |
![]() | 3Dプリンタ 熱融解積層式の3Dプリンタです。ヘッドは2つあります。ポリ乳酸、シリコーン、ABSなどが使えます。水に溶ける樹脂であるPVAを同時に使うと中空構造も作れます。 |